燃ゆる感動かごしま国体とは

国民体育大会(国体)とは

国民体育大会は、毎年、都道府県持ち回りで開催される国内最大のスポーツの祭典です。

正式競技は、競技得点の合計を競う都道府県対抗形式で行われ、天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を巡る熱戦が繰り広げられます。

正式競技の他に、特別競技、公開競技、デモンストレーションスポーツが実施されます。

燃ゆる感動かごしま国体とは

令和2年(2020年)に開催される予定であった第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和5年(2023年)に特別国民体育大会として開催することとなりました。

開催決定に当たっては、日本スポーツ協会やスポーツ庁、また佐賀県や滋賀県などの後催県の皆様方に、多大な御理解・御協力をいただきました。

昭和47年の第27回国民体育大会(太陽国体)以来、51年ぶりに鹿児島で開催されます。

県民はもとより、全国の皆様にとっても素晴らしい、思い出に残る希望に満ちた大会となるよう、みんなで盛り上げていきましょう。

薩摩川内市では、正式・特別競技5競技と、デモンストレーションスポーツ1競技が開催されます。

愛称

燃ゆる感動かごしま国体

趣旨

世界有数の活火山である桜島や明治維新を成し遂げた偉人に象徴される熱く情熱的な鹿児島。 アスリート達の熱気あふれるパフォーマンスや県民の心のこもったおもてなしが、熱く燃えるような感動を呼び起こす国体を目指します。

スローガン

熱い鼓動は南から

趣旨

熱戦を繰り広げるアスリート達の熱い鼓動と会場に響きわたる歓声が、鹿児島から南の風に乗って全国に広がってほしいという思いが込められています。

マスコットキャラクター

ぐりぶーファミリー

燃ゆる感動かごしま国体マスコットキャラクターの「ぐりぶーファミリー」です。「ぐりぶー」と「さくら」夫婦に加え、7人の子ども達が一致団結して、燃ゆる感動かごしま国体を盛り上げます!

ぐりぶーファミリー

詳細は「ぐりぶーファミリー」(外部サイトへリンク)をご覧ください。

国体の目的

国体は、広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力向上を図り、地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与し、国民生活を明るく豊かにすることを目的に開催します。

国体の主催

国体は、公益財団法人日本体育協会、文部科学省、開催都道府県の3者共催により開催します。

なお、各競技会は、上記に公益財団法人日本体育協会加盟競技団体と会場地市町村を加えた5者共催により開催します。

燃ゆる感動かごしま国体の開催時期

2023年10月7日(土曜日)~10月17日(火曜日)

国体の実施競技

以下は、第74回大会(茨城国体)~第77回大会(栃木国体)の競技区分を記載しています。

正式競技(37競技)

毎年実施競技:36競技
陸上競技、水泳、サッカー、テニス、ボート、ホッケー、ボクシング、バレーボール、体操、バスケットボール、レスリング、セーリング、ウエイトリフティング、ハンドボール、自転車、ソフトテニス、卓球、軟式野球、相撲、馬術、フェンシング、柔道、ソフトボール、バドミントン、弓道、ライフル射撃、剣道、ラグビーフットボール、スポーツクライミング、カヌー、アーチェリー、空手道、なぎなた、ボウリング、ゴルフ、トライアスロン
隔年実施競技:1競技
銃剣道、クレー射撃のいずれか1競技

2020年開催のかごしま国体では、正式競技の隔年実施競技として「銃剣道」が実施されます。

特別競技(1競技)
高等学校野球(硬式・軟式)
公開競技(5競技)
綱引、武術太極拳、パワーリフティング、ゲートボール、グラウンド・ゴルフ
デモンストレーションスポーツ(36競技)

※鹿児島県内在住者を対象とし、生涯スポーツ振興等の観点から実施できる競技です。

ウォーキング、エアロビック、遠泳、お手玉、サーフィン、サイクリング、3B体操、史跡巡りウォーキング、ジャズ体操、少年サッカー、少年相撲、少林寺拳法、スポーツチャンバラ、スポーツ吹矢、ソフトバレーボール、ターゲット・バードゴルフ、ダンススポーツ、ディスクゴルフ、ドッジボール、ドライビングコンテスト(ゴルフ)、パークゴルフ、バウンドテニス、ビーチフラッグス、ビリヤード、フライングディスク、ふれあいグラウンド・ゴルフ、ペタンク、ボート(フネィンカー競漕)、真向法体操、ママさんバレー、マラソン、ミニバレー、ミニバレーボール、ラジオ体操、ランニングバイク、歴史探訪ウォーキング

かごしま国体の詳細は燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会実行委員会事務局ホームページ(外部サイトリンク)をご覧ください。

燃ゆる感動かごしま国体の競技会場

燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会実行委員会事務局ホームページの「競技会場」(外部サイトリンク)のページをご参照ください。

国体のあゆみ

戦後の荒廃と混乱の中で、スポーツを通して国民に勇気と希望を与えようと、全国規模の体育大会の開催が提案され、昭和21年に戦災を免れた京都府を中心とした京阪神地域において第1回国民体育大会が開催されました。昭和63年には、二巡目の国体がスタートし、現在に至ります。

昭和47(1972)年に本県で開催された第27回国民体育大会「太陽国体」

太陽国体

昭和47(1972)年に本県で開催された第27回国民体育大会「太陽国体」では、全国47都道府県から19,082名の選手・監督が鹿児島に集い、技を競いました。この大会で鹿児島県選手団は日頃鍛えた実力を存分に発揮し念願の天皇杯(男女総合優勝)・皇后杯(女子総合優勝)を獲得しました。中でも圧巻は軟式テニス史上初の完全優勝(「五冠」)。このほか、女子や高校生の活躍も目立ち、鹿児島の真価を最大限発揮しました。

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